What is Hakkutsu The Koyu?
発掘ザ校友とは?
「発掘ザ校友」は、まだ紙の支部会報だった2009年発行の支部会報Vol.04から掲載が始まりました。趣旨は「現役で頑張る鹿児島県出身の交友を発掘し、皆さんに紹介する企画」というものでこれまでに取り上げた校友は山口健一郎さん、池田聡司さん、渋谷俊彦さん、金井茂(故人)さん、井上良久さんの5人でした。この「発掘ザ校友」をTOYO鹿児島オンラインでも復活させようと思っております。
また、この「発掘ザ校友」企画の他に「波瀾万丈」も2008年発行の支部会報からありましたが、取材対象の選定が難しく取材数も少ないので、過去に波瀾万丈で取り上げた方々も掲載の許可があればこの発掘ザ校友のページでご紹介していきたいと思います。
オンライン版「発掘ザ校友」ではこれからも多くの支部校友の皆様を取り上げていきたいと思います。紙媒体と違い紙面に制限がありません。
では、「発掘ザ校友」スタート!!
What is Hakkutsu The Koyu?
Hakkutsu The Koyu Greeting and Report
新年が明けもう2月の中旬になりました。校友の皆様にはご活躍のこととお慶び申し上げます。ご挨拶が遅れましたが、本年も何卒宜しくお願い申し上げます。
さて、私のほうは新年と箱根駅伝総合4位の祝杯をあげる暇もなく、家業「吹上温泉みどり荘」で忙しい日々を過ごしております。この度、西元先輩より「発掘ザ校友」への寄稿をお願いされまして、稚拙ながらも私の近況などを書かせていただきます。
私の社会人生活は平成の33年間そのものでした。卒業と同時に家業を継ぎましたが、
東洋大学での経験、学びを自分なりにたくさん生かすことが出来たのではないかと思っております。
親から継いだ旅館を守っていかなければならないという責任と家業「吹上温泉みどり荘」を営むことの難しさから、非常に苦しんだ時期もありました。しかし、その苦しみも自分自身の強みにし、両親から継いだ守るべき旅館や家族のことを思い、何とか乗り越えることが出来ました。今振り返ると激動の33年間だったと感じます。
現在は地域の活性化を図るうえでの消防団活動、旅館ホテル業に関する活動等に励んでいます。これらの活動を通して多くの方々より「ありがとう」の言葉をいただいたり、たくさんの人との出会いが、私にとっての財産となっています。地域への貢献を続けながらお客様に愛され支えられるこの旅館業ですが、一昨年までは未曾有のコロナ禍による苦しい時期を体験しました。また今後、AIの時代が到来したとしても、発想力や接客術などAIには代えられない業務がある中、自分らしさの個性をもって仕事の楽しさを感じていきたいと思います。
最後に、支部・全国の校友の皆様、諸先輩方、どうぞ身体にはご自愛されてください。年2回の鹿児島県支部の会合でお会いできるのを日々楽しみにしております。
令和6年2月吉日 昭和63年 短大観光学部卒業 池田 日道